2014年10月21日火曜日

シングルマザーにメリットは無い

既婚女性がシングルマザーになった理由の約8割が離婚によるものです。原因は夫婦によって様々でしょうが、安易に離婚すると後悔してしまう可能性はかなり高いです。何故ならば、シングルマザーになることによるメリットはほとんど何も無いからです。

シングルマザー最大の悩みがお金です。日本におけるシングルマザーの平均年収はわずか181万円で、様々な手当てを含んだ場合の総収入でも223万円しかありません。子供のいる世帯の平均年収は658万円ですから、シングルマザーの収入が少ないことは明白です。これでは、子供をまともに育てていく事は困難です。

元夫からの慰謝料や養育費を期待して離婚を決める女性もしばしば見受けられますが、これは都合の良すぎる考えです。慰謝料にせよ養育費にせよ、その金額は相手の収入や過去の判例などを考慮して算出されます。元夫の年収が平均的なサラリーマン並の約400万円だった場合、慰謝料の相場は100~300万円程度、養育費は月額で概ね2~4万円です。この程度の金額を貰ったところで、生活が楽になる程のメリットとは言えません。ちなみに、芸能人の離婚報道では、数億円もの慰謝料が発表される場合があります。しかし、これは収入が多い芸能人故の金額であり、一般的な夫婦の離婚で、こんな高額な慰謝料が貰える事はありません。

離婚の慰謝料は期待できない
養育費の相場と現状

そもそも、慰謝料や養育費は支払って貰えないケースが非常に多いです。支払わない場合でも、それで何か罪に問われる事は無いからです。こうした場合の対策として、強制執行という相手の財産を差し押さえる仕組みもあるのですが、予め離婚給付契約公正証書を作成しておく必要があるなど、色々と手続きが面倒です。故に、慰謝料や養育費を目当てに離婚を決めるべきではないです。

児童扶養手当が唯一メリットと言えるが・・・


唯一、シングルマザーになるメリットと言えるのが、児童扶養手当が貰える事です。児童扶養手当とは、両親が揃っていない子供のために、地方自治体から支給される手当です。2014年の東京都では、子供が1人の場合で月額41020円が支給されます。ただ、月額4万円程度のために離婚を決めるというのも、果たして見合うでしょうか?父親なしで育つ子供が、幸せに過ごせるでしょうか?

シングルマザーが必ず貰うべき手当て

このように、シングルマザーの経済状況は極めて厳しいのです。当然、一人で仕事と育児の両方をこなしていくのですから、生活は相当ハードになる事は避けられません。夫のDVが相当酷いというケースでもない限り、シングルマザーになるメリットは何も無いのです。一部の芸能人には、母親一人で子供を育て上げて賞賛されていたりするので、それに憧れて(?)簡単に離婚⇒シングルマザーへの道を選ぶ女性も居ますが、そんなのはっきり言って人生舐めすぎですよ!

もしDVなどやむを得ない理由で離婚してしまった場合は、出来るだけ早いうちに再婚相手を見つける事が重要です。ただし、家事や育児を疎かにして男を金づるにするような考えだと、再び離婚する羽目に陥りかねません。何より子持ちのバツイチ女性など、男にとって何のメリットも無いので、自分がハンデを背負っている事を自覚して、婚活せねばなりませんよ。
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